-総会準備におけるアナログ運用から脱却

丸亀製麺の運営企業として知られている株式会社トリドールホールディングス様は、国内外に1,000店舗以上の飲食店を展開するグローバルフードカンパニーです。
全社でDXを推進されている中で、総務部様では株主総会の運用課題解決の為にKabuKuraを導入いただきました。
その真意について、株主総会の事務局を担当されている、総務部中村様、南保様へお話を伺いました。

―システム導入前の運用を教えてください。

想定問答300問をWordで作成・管理し、印刷も行いデータと紙の両方で想定問答集を用意していました。
総会の質疑応答の際は、まずPDF化した想定問答集で質問内容をキーワード検索し、ヒットした回答ページを紙の想定問答集から取り出し議長へ手渡しする、というアナログな運用でした。

―システム導入前にどんな課題をお持ちでしたか?

Wordで作成していたため、追加修正による問答番号の調整やPDF変換時のレイアウト崩れが発生したり、作成者ごとに使用するフォントや文字サイズがバラバラで事務局が修正しなければならなかったりと、事務局の管理面で多々弊害がありました。
総会前日まで微修正が続くので作業工数のボリュームはとても大きく、どうしても時間外労働に繋がります。
また、追加修正の度に紙の想定問答集の差替印刷が発生するので、作業工数やコストにも無駄を感じていました。

―システム導入後、運用は変わりましたか? また、具体的にどのような効果がありましたか?

準備期間では、フォーマットが統一され、修正・校正作業が全てシステム上で行えることにより、校正の手間や印刷コストが大幅に削減されました。

総会当日は、PDF上での検索に比べ検索スピードが大幅に向上し、対象の問答を慌てず探し出すことが出来ました。
また、議長席以外に役員席にも回答表示モニタを設置したことにより、回答者がより安心して質疑応答に臨めたと思います。

―KabuKuraを選んだ理由は?

当社のDX推進方針(ソフトウェアのインストールが不要で、クラウドシステムであることなど)に合致していたことが大きいです。
また、当社は総会当日より想定問答作成などの準備段階に課題を抱えていたので、それを解決してくれるシステムであること、かつコストパフォーマンスが良いのも決め手の一つでした。

―最後に

KabuKuraは費用対効果の高いシステムです。総会当日を含めサポートも充実しており、期待していた以上のご対応でした。要望に対するバージョンアップの対応機能が多く、KabuKuraをより良いシステムにしていきたい、という意思が伝わりました。

導入企業様の会社概要

讃岐うどんをセルフ方式で提供する主力業態の「丸亀製麺」などを運営し、国内外で1,000店舗以上を展開。
https://www.toridoll.com/